人感センサ照明器具の
活用用途について

1安全(防犯) 2快適/安心 3省エネ

必要な時だけパッと点灯。
消し忘れの心配もなく、
経済的で安心です。

人と明るさに反応し、自動的に点灯・消灯する人感センサ機能。
必要な時だけ点灯するので経済的で、つけ忘れや消し忘れの心配もありません。
また、スイッチ操作が不要なので、
荷物で手がいっぱいの時などもパッと点灯して便利。防犯にも役立ちます。

※この製品は、侵入者や盗難を阻止するものではありません。発生した損害については責任を負いかねますので、ご了承下さい。

動作連動/多箇所検知について

動作連動

人感センサ動作連動機能付器具の送り配線用端子に
センサなし器具を接続すれば
動作連動させ点灯することができます。

人が近づくと送り廃線により2灯同時に点灯

多箇所検知

センサ付器具どうしで接続することで
多箇所での検知が可能です。

左右どちらから人が近づいてもセンサが作動!連動子機も同時にフェードイン点灯

どちらのセンサ付器具側から近づいても、片側のセンサが作動すれば、連動子機も同時にフェードイン点灯でフル点灯する、多箇所検知が可能。

  • センサモードの設定をする時は、全てのセンサ付ダウンライトを同じモードに設定してください。個別の操作はできません。
  • 他のセンサ器具やセンサスイッチとの併用はできません。
  • 器具の間隔は各1m以上離して設置してください。

人感センサの機能(モード)
について

マルチフラッシュタイプ

省エネと安全重視で点灯させ、
深夜にはフラッシュで防犯したいとき

【フラッシュ6時間タイマーモード】

6時間経つと「調光モード」から「フラッシュモード」に切り替わります。

省エネと重視で
夜間の防犯をしたいとき

【夜間フラッシュモード】

人が近づくとフラッシュ点滅で威嚇し、
いなくなると自動消灯。

【終日フラッシュモード】

明るくても暗くても人が近づくとフラッシュ点灯。

暗くなり、人が近づいた時だけ
フル点灯の省エネモードです。

【夜間ON-OFFモード】

暗くなって人が近づくと自動点灯し、
いなくなると自動消灯。

マルチタイプ

帰宅する時間帯は
玄関をほんのりと照らし、
夜間は省エネしたいとき

【タイマーモード(6時間調光)】

6時間経つと「調光モード」から
「ON-OFFモード」に切り替わります。

防犯や景観を重視し、
朝まではほんのり点灯させたいとき

【調光モード】

暗くなるとほんのり点灯し、明るさを自動調節。

暗くなり、人が近づいた時だけ
フル点灯の省エネモードです。

【夜間ON-OFFモード】

暗くなって人が近づくと自動点灯し、
いなくなると自動消灯。

タイマー付ON-OFFタイプ

暗くなり設定時間中は連続点灯。
設定時間後には
自動でON-OFFモードになる、
快適・便利なモードです

【タイマーモード(6時間/8時間)】

設定時間中はフル点灯し、
その後は自動でON-OFFモードに切り替わります。

暗くなり、
人が近づいた時だけフル点灯の
省エネモードです

【夜間ON-OFFモード】

暗くなって人が近づくと自動点灯し、
いなくなると自動消灯。

各センサ共通

省エネ重視で、
人が来た時だけ点灯させたいとき
(マルチフラッシュタイプは除く)

【終日ON-OFFモード】

明るくても暗くても、人が近づくと自動点灯し、
いなくなると自動消灯。

【連続点灯モード】

感知エリア設定について

センサ可動範囲

センサを可動させ、器具を設置した空間に合わせて
感知エリアを設定できます。

エリアカットマスク

エリアカットマスクを取り付けることで
感知エリアを狭く設定することができます。

点灯照度設定について

点灯照度設定

点灯時間設定

人感センサ使用上の
ご注意について

感知エリアはセードの形状、気温、移動速度、進入方向、人の複層などにより変化します。あくまで目安としてご参照ください。

人感センサの動作原理①
「感知レンズ」

人感センサ(熱感知センサ)は温度変化を感知することで作動します。図1-aのようにセンサを横切るような動きの場合は温度変化の感知がしやすく、図1-bのようにセンサにまっすぐに向かっていくような動きの場合は温度変化の感知がしにくくなり、作動しない場合があります。

動線を考慮した配灯位置

人が感知範囲を通る際、感知しやすい方向としにくい方向があります。動線を考慮し、人がセンサを横切るように配灯すれば、感知しやすくなります。

人感センサの動作原理①
「感知温度」

人感センサが感知しにくい状況

  1. 気温と人の体温との差が近くなる夏場や、防寒着等で体温が遮断されやすい冬場などの時期は感知しにくくなる場合があります。

  2. 図2のように人の足元bが感知エリアに入っただけでは感知しない場合があります。aのように人の身体全体が感知エリアに入ると感知します。

  3. ハイブリッドカーや、電気自動車はガソリン車のように熱を発しにくいため、センサが作動しない場合があります。

照明計画・器具設置のポイント

直射日光の急激な差し込み、動物、風で揺れる植木、エアコンの室外機の風や換気扇等の排気口からの吹き出しにも感知する場合があります。

  • 床面が反射の強い大理石やラスタータイルなどの場所
  • 風などでよくゆれる暖簾、旗、置き物、植物などが近くにある場所
  • エアコンの吹出し口の近くや吹出し口の前にある場所
  • 交通量の多い道路が検知エリアに入ってしまう場所
  • 器具の前に全面の壁(透明ガラスを含む)などの障害物がある場所
  • 昼間でも暗い場所や、夜間でも明るい場所(誤作動などが起こりやすいため、壁スイッチの設置が必要です)

設置場所について

  • 器具から1m以内の正面に白っぽい壁が来ないように設置してください。センサが誤作動しON-OFFを繰り返す可能性があります。
  • 設置高さは2.0mで感知エリアを設定しておりますので、2.0m以上になりますと感知感度が落ちます。
  • 聡明器具の光が直接センサに入る場合は、照明器具からセンサまでの距離を1m以上離してください。

リセット機能について

  • ごく短い停電や外来ノイズ、または誤ったスイッチ操作で連続点灯になることがあります。
  • 各センサのタイマーモードはいったん点灯すると、周囲の照度が明るくなっても6/8時間は点灯(弱点灯)を続けます。

強制解除について

壁スイッチを10秒以上OFF後、ONにしてください。点灯し、約60秒後に設定したセンサ待機状態に戻ります。

強制点灯モードについて

電源投入後、各センサシリーズごとに一定時間点灯し、結線および負荷の作動を確認できます。

ご注意

電源スイッチ、配線等について

  • センサ付器具には、誤作動時等のリセット操作のために、必ず電源(壁)スイッチを併用して下さい。
  • 電源ON・OFF用に使用する壁スイッチに、調光器(半導体スイッチング素子)を使用した壁スイッチは使用しないでください。使用されますとセンサが破損します。また、自動点滅器等も電源に使用しないでください。
  • 電源ON・OFF用でON時にスイッチの表示灯が点灯するスイッチ(パイロットスイッチ等)を使用されましても器具のランプが消灯している時はスイッチのパイロットランプは点灯しません。
  • 負荷または負荷配線を短絡させないでください。故障の原因になります。
  • プッシュ式等のON・OFFがわかりにくいスイッチは確実に操作できているか確認してください。
  • 電源ON・OFF用で、OFF時にスイッチの表示灯が点灯するスイッチ(ホタルスイッチ等)は2個まで(2カ所操作まで)の使用としてください。3個(3カ所)以上でスイッチ操作をする場合には表示機能がないスイッチを使用して下さい。壁スイッチでの点灯切り替え機能が働かなくなります。
  • センサ付器具の電源配線は電話機、インターホン、音響機器等の電源線や信号線と共通化、または結束しないでください。ノイズが入る場合があります。(調光器と同様の対策を行って下さい。)

明るさと消費電力について

  • 人感センサ付照明器具の機能紹介で使われているパーセンテージ表記は、ランプ定格との明るさ比を表しております。消費電力比は右表を参照ください。
  • センサの調整方法は、器具や、動作タイプによりことなりますので、あらかじめ取扱説明書等でご確認ください。
実際の明るさ 消費電力
マルチ
タイプ
フル
点灯
100% 100%
ほん
のり
約10%以下 約5~20%
ON・OFF
タイプ
フル
点灯
100% 100%