常時、飛来塩分の影響を受ける塩害地や
その近辺でも安心してご使用いただける、
耐久性を備えた重耐塩・耐塩仕様。
使用地域に求められるそれぞれの耐塩害レベルを
クリアする使用材料に表面処理を施しています。
近年、港湾施設の整備や海浜公園の拡大などに伴い、塩害が予想される海岸付近に設置される照明施設が増大している。これら塩害が予想される地域に設置される照明器具、照明用ポール(照明用ポールには「アーム」も含む。以下同様。)について十分な対策を示す指針がなく、塩害による腐食に起因するトラブルが増加し、一般的な防錆対策以上の表面処理、材料指定などが必要となってきた。このガイドは、塩害の影響を受ける地域に設置する照明施設に対して、適切な防錆処理が施されるよう基本的な使用材料及び表面処理を規定するとともに、施工及び維持管理の要点を示し、耐塩害技術の向上に資することを目的とする。
耐塩害レベルは、次の2段階とする。
このガイドは、塩害の影響を受ける地域に設置される照明器具及び照明用ポールの耐塩害に関する事項を規定する。照明器具及び照明用ポールの防食は、重工業地帯での腐食性ガス、冬季に使用される融雪剤及び凍結防止剤などについても十分な検討が必要であるが、このガイドでは海岸地域の耐塩害についてだけ考慮する。
なお、海水中に没して使用するもの、常時海水がかかる場所に設置するもの、その他の水中照明器具、地中埋込み形照明器具、トンネル照明器具などは、このガイドの適用範囲外である。
「塩害地域」の範囲は下表を目安としてください。
「塩害地域」に含まれる場所では「耐塩形」あるいは「重耐塩形」の照明器具を選定してください。
ただし、気象条件や地形により、「塩害地域」に該当する範囲は拡大することがあります。
該当製品にはこのマークを表示しています。
該当製品にはこのマークを表示しています。